Illustratorのグリッドに分割を使うとパスが等分に分割できちゃう!

grid_icatch

今回は、Illustratorの「グリッドに分割」というパスを等分に分割できる機能をご紹介します。
この「グリッドに分割」、バージョンCC2019以前は「段組設定」という名前だったんです。CC2019から「グリッドに分割」という名前に変わりました。結構最近です。「段組設定」だとなんだか文字に効果をかけるツールみたいな印象をうけますが、変更後の「グリッドに分割」だと文字通り「パスを等分する機能」という感じがちゃんと伝わってきますよね。

Kuroさん

イラレをつかって、均等に配置された模様やイラストを作りたいて思うこと結構あるやんな。そーゆーのにメッチャ使えそうな機能なんや!それに計算とかいっさいせずにパッと一瞬でグリッドレイアウトのガイドとかも引けてまうんやで〜。
へ〜。いろんなことに使えそうやん!文字通り「段組」とかな!それにガイドがチャチャっと引けるいうことは、チラシ作る人にも役立ちそうやね!

Shiroさん

 この記事の内容

「グリッドに分割」を使ってみよう!

grid_グリッドに分割ってなに?

grid_グリッドに分割_1 grid_グリッドに分割_2

「オブジェクト」→「パス」→「グリッドに分割」をクリックしたら、ダイアログが出現しますので、分割したい数と開けたい間隔をプレビューを見ながら入力します。決定したら最後に「OK」をクリックしてください。あとでやり直しが何度でもできますので、お試しでいろいろ作ってみてくださいね!

 「グリッドに分割」をつかってつくってみたよ!

先ほど「グリッドに分割」で四角いパスに区切られたオブジェクトを、「効果」→「形状に変換」→「楕円形」で一気に丸型に変換してみましょう。ここはやはり「アピアランス」をつかって挑戦してみましょう。「アピアランス」を使えば角丸四角形などいろいろな形が自由につくれます。

Shiroさん

「アピアランス」はホンマいろんなトコに登場してきよるな。怖いもんなしの超お役立ちツールやから、ガンガン使って早よアピアランスマイスターになりたいわ!
使ってるうちにドンドン可能性が広がって、とんでもないもんが作れたりするのが「アピアランス」のオモロイとこやで!「アピアランス沼」にハマってしもたらもうこれしか使われへんようになるで〜(笑)!

Kuroさん

以前の記事

そもそも「アピアランスって何?」という方はこちらの記事を読んでみてね。「アピアランス」の基本について書いてます。

textbox_icatch Illustratorのアピアランスをつかって文字にいろんなボックス(かこみ枠)をつけよう!
grid_作品例_1 grid_作品例2 円のサイズをプレビューで確認しながら指定し、最後にOKをクリックしてください。均一に配置された円も簡単につくることが出来ました。 grid_作品例3

grid_作品例文字分割したオブジェクトを単体で選択できますので、色を変えて変化をつけることも可能です。ストライプなどをさっと作るのは「グリッドに分割」の超得意分野。またグリッドレイアウトのチラシなどの練習は、「グリッドに分割」をつかってガイドを引けばすぐイメージがわいてきそうですね。細か〜く分割してドット絵なんかも作れちゃいます! 文字もアウトラインをかけて、ちょっと工夫をすれば、カッコいいタイポグラフィなどもデザインできてしまいますね。

 

まとめ

使い方を工夫すればドンドンいろいろな模様ができてしまう「グリッドに分割」。とくに幾何学的な模様作成などがこの機能の得意技です!ツール自体が「オブジェクト」の中の「パス」の中という奥の奥にあるため、なかなか存在に気がつかない機能かもしれません。ぜひいろいろ試してみてください! それでは!

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